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カラオケ上達&高得点を出すのための9個のステップ、カラオケの練習に使える4個のアプリ

2020.10.16 

カラオケ上達&高得点を出すのための9個のステップ、カラオケの練習に使える4個のアプリ

  • カラオケを上達して気持ちよく歌いたい!
  • カラオケで高得点を出せるようになりたい!
  • カラオケの練習に使えるアプリを知りたい

本記事は、このようなカラオケ上達の悩みにお答えします。

カラオケを上手くなりたい方は、1つずつ着実にステップアップしていくことが大切です。本記事で紹介する全9個のステップを1つずつクリアできれば、カラオケで高得点を取れるコツがつかめるようになっているでしょう。

また、自宅でカラオケの練習をするときは、採点アプリを活用するのがオススメです。ここでは、カラオケ上達のための9個のステップと、練習に使えるオススメアプリをご紹介します。

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カラオケが上達する9個のステップ

カラオケを上達するために、まずは自分が歌いやすい曲を見つける必要があります。そのうえで、発声の基礎や表現のテクニックを身につければ、カラオケで高得点を出しやすくなるでしょう。それでは、カラオケが上達する9個のステップを1つずつ詳しくみていきましょう。

1:自分の音域を確認する

自分が歌える曲を見つけるために、まずは自分が出せる音域を確認してみましょう。音域とは、「出せる音の範囲」のことで、人によって出せる音域が異なります。男性は思春期を迎えるころに声変わりをして、低音域が広がると同時に高音域が狭くなるため、女性ボーカルの曲を歌いづらくなる方が多いです。

日本人の地声の音域は、男性がlowG(低いソ)〜mid2G(中間のソ)、女性がmid1G(中間のソ)〜hiC(高いド)が平均といわれています。人によって音域が異なるため、歌う前にチェックしてみましょう。

自分の音域を調べるときは、まずは歌い慣れた好きなアーティストの曲を歌ってみましょう。そうすれば、大体の音域をつかめるはずです。以下のサイトで曲ごとの音域を調べられます。参考にしてみてください。
参考:音域.com

自分に合わない音域の曲を歌っても、無理をした甲高い声や不安定な声になりやすいです。高音が歌いづらいときは自分に合ったキーに下げて歌ってみましょう。

音に合わせて歌うことで自分の音域が分かる動画やアプリもあります。音域を調べる方法と広げ方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

2:自分の音域に合った曲を選ぶ

自分の音域が分かったら、自分に合った曲を見つけていきましょう。実際に歌ってみて、無理なく歌えるか確認してみてください。曲によっては、1~2ヶ所だけ自分の音域に合わないところがあるかもしれません。そのときは、ファルセットで歌えるかどうかも確認しましょう。ファルセットで歌うと違和感がある場合は、その曲は自分の音域に合っていないのかもしれません。

3:曲をしっかり覚える

カラオケを上達するには、曲をしっかり覚えていることが必須です。曲をうろ覚えの状態で歌うと細かい音程を外してしまったり、うまくリズムを取れなかったりします。曲を聴き込んで、細かい音程までコピーしてみましょう

1回に集中して何度も聴くのもよいですが、そこまで集中できる環境を整えることが難しい方もいらっしゃるかと思います。その場合は、通勤や通学の途中や入浴中などを活用して、1日を通して何回も聴くとよいでしょう。リズムやメロディを完璧に覚えるまで繰り返し聴くことが大切です。不安な部分には、指定した部分をリピートできる「区間リピート」の機能を持ったアプリが有効です。

以下の記事でアプリの紹介をしていますので、参考にしてみてください。

4:腹式呼吸を身につける

音程を安定させるためには、「腹式呼吸」を身につける必要があります。主に肺の上部を用いる「胸式呼吸」とは異なり、「腹式呼吸」は主に肺の下部を用いる呼吸です。腹式呼吸では、息を吸うと肺の下部と近い位置にある横隔膜が押し下げられ、息を吐くと押し上げられます。

腹式呼吸は、より多くの息を安定して使えるようになると同時に、胸式呼吸と比べて身体や喉に余計な力が入りづらくなるため、結果として、安定した声を出しやすくなります。カラオケの採点で安定性の評価が低い方は、まず腹式呼吸の練習をオススメします。

腹式呼吸を意識しすぎると身体に力が入ってしまうため、まずは仰向けの状態で無理のない呼吸をして、腹式呼吸の感覚をつかみましょう。仰向けの状態では自然と腹式呼吸になります。

腹式呼吸の自然な感覚をつかんだら、次は身体を起こした状態で、まずは「4秒かけて鼻で息を吸い、8秒かけて口から吐く」を繰り返し練習してみましょう。吸う時間よりも吐く時間を長くすると副交感神経が優位になり、身体がリラックスしやすいです。慣れてきたら、吸う時間や吐く時間をご自分のレベル感に合わせてカスタマイズしてみてください。

腹式呼吸の練習を重ねることで、より長く安定した声を出せるようになるでしょう。

腹式呼吸のコツや練習方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

5:リップロールでウォーミングアップをする

リップロールとは、唇を閉じた状態で息を吐き、唇を「ブルルルル」と振動させる発声方法です。リップロールをすることで凝り固まった口元や喉が柔らかくなり、発声しやすくなります。また、一定のスピードで安定的に息を吐くことで呼吸筋も鍛えられるので、発声練習に最適です。

リップロールは口を尖らせてアヒル口にし、息を吐きながら唇を震わせます。うまくできないときは、両手を左右の口角の真横に当て、下唇を軽く持ち上げてやってみてください。

リップロールの具体的な方法と練習方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。解説動画もありますので、ぜひご覧ください。

6:喉を開く練習をする

緊張している状態では、喉が締まりやすく、声をうまく出せません。リラックスして喉が開いた状態で歌えると、響きのある安定した声を出しやすいです。

喉を開くと言っても、今ひとつピンと来ない方もいるでしょう。喉が開いている状態とは、喉の空間が広がっている状態のことを指します。

試しに、上の歯が8~10本ほど見えるまで口を開いてみてください。喉の空間が広がっている感覚がありませんか?寒いときに手を温めるように息を「ハァ~」と吐いたときや、「笑う」「びっくりする」「あくび」「食べる」といった動作でも自然と喉が開きます。まずは、日常の動作で喉を開く感覚をつかんでいきましょう。

喉を開く感覚をつかんだら、次は喉を自然に開く練習をしていきます。喉を開けることを意識しすぎると逆に喉や身体に余計な力が入り、不自然な歌声になってしまうので、身体の力を抜いてリラックスしてください。

喉の開き方や練習方法について、こちらの記事で詳しく解説しています。歌の基本となる項目ですので、ぜひご覧ください。

7:歌を録音して聴いてみる

歌うときにスマホなどで録音してみましょう。録音して聴いてみると、歌っているときには気にならなかった小さなミスに気づくものです。自分ではある程度正確に歌えていると思っていたのに、録音したものを聴いてみると結構ズレている…と驚く方も少なくないでしょう。

練習のときは常に録音をして、自分のできているところ、できていないところなどを確認していきましょう。このような練習を1ヶ月ほど続けてから、最初に録音した歌をもう一度聴いてみると、1ヵ月の上達具合が明確に分かるはずです。

慣れないうちは自分の歌を聴くのに抵抗があると思いますが、自分の歌の到達度をしっかりと認識するためにも、録音して聴いてみることをオススメします。

8:歌ってみてピッチや音程のズレを確認する

カラオケの採点機能を使ってみたり、録音して聴いてみたりして、自分が歌えているところと歌えていないところを確認しましょう。音程をうまく取れない原因は、「自分で音のズレを認識できていない」か、「身体をうまくコントロールして使えていない」のどちらかであることが多いです。

身体をうまくコントロールして使えていないことが原因の場合は、音程を取る精度を上げる練習を重ねることで改善が見られるでしょう。身体を使うことに集中するためには、曲のメロディをまずしっかり覚えてから練習することが近道です。

音のズレを自分で認識できていない場合は、まずはピッチ(1音そのものの高さ)を正確にすることを目指しましょう。これには、音のズレを指摘してくれる人が必要なため、ボイストレーニングのマンツーマンレッスンを受けることをオススメします。ボイストレーナーは、音のズレ方や他の要因も踏まえて、正しい音を出せるように導いてくれるので、自分だけで取り組むよりも早く上達することができるでしょう。

音程のズレの原因や改善方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

9:表現力を磨く

ピッチや音程の精度が上がってきたら、次の段階として、表現力を磨いていきましょう。ビブラートやこぶし、しゃくり、フォール、などの表現も細かくコピーすることで、「歌が上手い」と聴き手に思ってもらえる可能性が高まります。こぶしやしゃくり、フォールはカラオケの採点項目にもなっているので、身につけることで高得点を狙いやすくなるでしょう。

プロの歌手は、楽譜には表せない細かい表現のテクニックを使っています。曲をよく聴いてみると、滑らかに音をしゃくり上げていたり、素早く音を上下させてこぶしを入れていたり、細かい表現に気づくでしょう。真似するのが難しいテクニックもありますが、まずはモノマネをする気持ちで気楽にトライしてみてください。

ビブラートやしゃくりなどのテクニックの練習方法は、以下の記事で解説しています。



カラオケの練習に使えるアプリ

カラオケアプリを使う女性

カラオケ練習に、採点機能のあるアプリを使ってみましょう。音程や安定性、ビブラートやしゃくりなど、項目ごとに採点できるアプリもあります。ここでは、カラオケの練習に使えるおすすめのアプリを4個ご紹介します。

カラオケ@DAM(iOS/Android)

カラオケでおなじみのDAMの「精密採点」をスマホで体験できるアプリです。「ガイドボーカル」と「レコーディング」の機能があるので、自宅でカラオケの練習に最適。こぶし、ビブラート、しゃくり、フォールなどの表現も採点してくれます。

iOS:カラオケ@DAM
Android:カラオケ@DAM

分析採点JOYSOUND-公式カラオケ練習アプリ(iOS)

「分析採点JOYSOUND-公式カラオケ練習アプリ」は、歌唱中にリアルタイムで音程とテクニックを評価して、歌唱後には項目ごとの分析をしてくれます。キーとテンポ、エコーのレベルなどを自由に調整できるほか、ガイドボーカル・メロディ、リプレイ機能、録音機能を搭載しています。

15万曲以上を配信(2020年9月時点)しているため、自分の音域に合った曲が見つかるでしょう。

iOS:分析採点JOYSOUND-公式カラオケ練習アプリ

カラオケJOYSOUND+(Android)

「カラオケJOYSOUND+」は、14万曲(2020年9月時点)もの曲の中から自分の音域に合った曲を探せるカラオケ練習アプリです。「分析採点Lite」を搭載し、音程やリズムなどを評価できます。また、キーやテンポ変更、ガイドボーカル、全国採点ランキングなど、さまざまな機能があるため、楽しく練習できるでしょう。

Android:カラオケJOYSOUND+

Pokekara-本格採点カラオケアプリ(iOS/Android)

「Pokekara-本格採点カラオケアプリ」は、最新ヒット曲からアニソン、懐メロまで、さまざまなジャンルの曲を配信しているカラオケアプリです。本格的な採点システムを導入しており、音程や安定感、抑揚、ロングトーン、テクニックなど、さまざまな項目別に採点できます。

また、録音後は好きな写真で自分だけのビデオを作成できるなど、カラオケを楽しむための機能が搭載されていることも特徴です。

iOS:Pokekara-本格採点カラオケアプリ
Android:Pokekara-本格採点カラオケアプリ

ボイストレーニングでカラオケ上達のコツを学ぶ

カラオケをスムーズに上達したい場合は、実際にボイストレーニングを受けてみてはいかがでしょうか。自分だけで練習する場合、どこをどう改善すればよいのか、分からないこともありますよね。

プロのボイトレ講師のマンツーマンレッスンを受けることで、歌の基礎から上級テクニックまで学ぶことができます。ボイストレーニングの「シアーミュージック」では、カラオケ大会で最も利用されている「LIVE DAM STUDIUM」を導入した実戦的なレッスンを展開しているので、カラオケを上達したい方にもオススメです。

「カラオケコース」は、音程を全く取れずに悩んでいる方から、もっと上手くなりたい方まで、それぞれのレベルに合わせた指導をしています。カラオケを上達したい方は、この機会に体験レッスンを検討してみてはいかがでしょうか。

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おわりに:カラオケで高得点を出すために1つずつ着実にステップアップしていこう

カラオケで高得点を出すには、自分の音域に合った曲を選び、腹式呼吸やリップロール、喉を開く練習など、基礎力を身につける必要があります。歌の基礎力を身につけることができてきたら、ビブラートやしゃくり、こぶしなどのテクニックを身につけられるようにしていきましょう。1つずつ着実にステップアップすることができれば、気づいたときには見違えるほどに上達して、結果もついてくるでしょう。

この記事の監修

多田 亘佑講師(ボーカル)幼少期から様々な音楽に触れ、高校では合唱の全国大会に出場。大学からアカペラの活動が本格化し、ブライダル関係を中心に雪まつり、スキー場のカウントダウンライブなどのイベントに多数出演。ハモネプで全国優勝した『じゃ~んずΩ』(現:JARNZΩ)のボイストレーニング・編曲指導・音楽プロデュースを経験後、2009年よりシアーミュージック札幌校に所属。 年間最大2500以上のレッスン実績があり、初心者からプロ志向の方を対象に、カラオケ上達から音楽活動のバックアップまでと目的に応じて幅広く展開。風船を始めとした身近な道具を用いたトレーニングや、独自視点の高音克服トレーニング・完全コピー(歌唱分析)・ハモリなど追究したオリジナルメニューで理解度・体感度・上達度の高いレッスンを特徴としている。
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